基礎工事コラム
ZEROバイブロ160VR(120KW)入荷しました♪お役立ち基礎コラム
工事の大型化に伴い、 先日150tクローラクレーンを購入しました。 理由を同じくして 電動バイブロZERO160VRが入荷した次第です。
バイブロ工事の基本ベースが モーター出力60KW(80VR)なのに対して 今回のバイブロは120KW(160VR)です。 重量も約8tもあり、正にモンスターバイブロです(笑) 20mを超えるようなH形鋼を、 仮桟橋の支持杭として地中に打込む場合、 バイブロ本体重量と起振力が大事になります。
鋼材の先端まで振動が伝わらないと、 なかなか打込めないのがバイブロ打設工事です。
「もうちょっと起振力があれば!」 なんて思ったことも少なくありません。 これで最強です(笑)
鴫原基礎には 80VR(60KW)、120VR(90KW)、160VR(120KW)が 揃ったことになります。 (もっと小さいバイブロもあるんですが)
このZEROバイブロは ・起動・停止時の共振振動を解消 ・打ち止め天端合わせが一度で確実に施工可能。 ・起動・停止時に地盤やブームとの共振振動がゼロ。
・自由自在に振動力を可変 ・芯出しと打込み精度の調整が容易。 ・長尺鋼矢板のたわみを防止。 ・振動エネルギーを自在に調整、地盤振動の低減を実現。
という従来の電動バイブロの問題点を かなり解消した優れものです。
従来のバイブロは「停止」後、振動が杭に伝わり続け、 思った高さに止めることが難しかったんです。 また、ベースマシンにも強い振動が伝わり、 故障の原因にもなっていました。 ZEROバイブロではそれが解消されています。
振動の「振れ幅」を自由に調節できることで、 「打込みやすい振動」を探すことが出来ます。 目一杯振るわせるよりも半分くらいの振れ幅の方が うまく打設できることもあるんですよね。 ZEROならではの機能です。
鋼矢板の打込み時、 「立ちを見る」←「鉛直を見る」のですが、 鋼材に必要以上に力が加わって「ブルブル」になり 全く「立ち」が見れないなんてこともあります。 ZEROではそれも解消されています。
ん? なんかメーカーの 営業トークっぽくなってませんか?(笑)
つまり、同じ仕事なら 「良い機械を使おう」という話です。
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